12月に女子高仲間の同窓会都内で開催された。
この日は、仲良しのクラスメートに見せる約束をしていたクリスマス限定柄の帯がメイン。
クリスマス帯で同窓会
このときに着ていったコーディネートがこちら。
この帯は、着られる期間が限られているので、3年ほども時期を逸してしまい、この日が初卸しとあいなった。
せっかくなので、帯留めもサンタさんの長靴をチョイスして、思いっ切りクリスマスモードに!
合わせる着物には、薄い辛子色の中柄小紋を選んでみた。白地の帯に濃い色を合わせるとコントラストがキツそうに思ったので・・。この着物は、よく見ると地が糊散らしになっていて、ちょっと凝った染め柄なのだ。
私には大きな柄は似合わないが小さ過ぎても地味になるので、パーティーにはこのくらいの中柄が適当かなw、と思う。
総柄の小紋は、柄場の少ない帯にはとても合わせやすい。
単衣のお仕立てには、裏にも柄のある生地がお薦め
ちなみに、この着物の生地は本染めの紅型だが、こうした手染めの生地は、裏側にも表と同じ柄が出ていることが多い。これは袷だが、特に単衣の着物を染め生地で仕立てる際には、本染めか両面染めの生地を強くお薦めしたい。
刷り染めでは生地の裏が白くなるが、裏にも色や柄がある生地であれば、裾が返ったときにより高級感が増すことは請け合いである。
会場ではみんなに「写真を撮るから後ろを向いて」と言われて気分は少々ビミョーだったが(笑、久しぶりに再会するクラスメートともいっぱいお喋りできた、とっても楽しい同窓会だったのでした。