最近初めて知った「独身証明書」というもの

世の中に「独身証明書」というものがあることを、最近初めて知った。
多くの場合、知る機会も必要性もないものかも知れないが・・。

聞いたときは何かの冗談かと思ったほど私には意外な書類だったのでw、取得した友人に「ぜひ見たい」と言って、画像を送ってもらったのだった。

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「独身証明書」と「婚姻要件具備証明書」

これは本籍のある市区町村で発行してくれる公的な書類とのこと。
申請した役所でもめずらしかったのか、窓口担当者に「結婚相談所に提出するんですね」とか余計なことを言われたらしいが(笑、これは主にそういう時に使うものらしい・・。

実に簡単な証明書だw・・。
改めて調べてみると、こうした証明書は、民法第732条(重婚の禁止)の規定に抵触せず、独身であることを証明するもので、「独身証明書」といわれるものと「婚姻要件具備証明書」といわれるものの2種類があることがわかった。

前者はやはり、結婚相談所や結婚情報サービス利用の申込みの際に登録者が「独身であること」を証明するために要求されることが多いらしい。
そして後者は、日本国籍の人と外国籍の人が、外国の法律で婚姻する手続の際に必要となる証明書で、本籍のある市区町村に交付申請すればいいが、「婚姻要件具備証明書」の方は、大使館・領事館・法務局でも発行しているとのことであった。

しかしいずれにしても、書類受取りと同時に婚姻届を出すことだって可能なのではないだろうか? そうであれば、その発行時点においては独身であることを証明するこの書類に、どれほどの意味があるのだろうか?・・などとも考えてしまうのだが(笑。

もっとも、友人の場合は、婚活ではなく国際結婚のための申請だった。
しかし、いろいろ話を聞いているとこの手続もなかなか大変そうである(相手国にもよるのだろうが・・)。
そんな面倒なら事実婚でもいいのではないかと内心ちょっと思ってしまったがw、双方のビザの関係で正式な入籍が必要との事情もあるらしい。そういうことなら、はやく手続が済んで欲しいところである。

私には、独身証明書も国際結婚も、多分今後も無縁だろうとは思うがw、世の中に知らないことというのはたくさんあるものだ。
・・というか、この証明書、記念に1枚欲しかったかも(笑。