「湯豆腐」と「鱈ちり」にみる、異文化交流という結婚生活の不思議w

帰り際に突然、大粒の雨が降ってきた。
これで寒い気分になったせいか、突如として湯豆腐が頭に浮かんで離れなくなってしまった。
家にたくさん椎茸があったことも思い出して、素直に実行すべくお買い物(笑。

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今夜は「湯豆腐」わたし流

お鍋は、ヘルシーだし、冷えた体も暖めてくれる。

私のつくる湯豆腐には当然のように鱈が入る。しかし、夫はこれを「鱈ちり」と言って「湯豆腐」と分けて呼ぶのだ。結婚以来、現在に至るまで(笑。

実家では鱈が入っているのが当然だったので、私にはこれこそが「湯豆腐」である(鱈のない湯豆腐は食べたことがないが、それは強いて言うなら温豆腐? そもそも両者の意味が違うなんて、結婚するまで知らなかった(笑・・)。

そういえば私たちの間では、「一口かつ」の概念(大きさ?)も、いまだに倍以上違うままである(笑。
しかし長く一緒に暮らしていると、こんな日々の細かい単語の摺り合わせも大かた済んで、実際には、さほどの不都合もないのだけどw・・。

これらの名詞は、きっと一生重ならないのだろう。各々の言い方で同じものを意味する結婚生活の不思議(笑。

結婚とは異文化交流である、という友人がいたが、そんな言葉を思い出した湯豆腐の夜であった。